もう色選びで悩まない!配色上手になるtips

こんにちは。ENT staffです。

突然ですがみなさんは何か商品を購入する時に、どの色を選んだらいいのか悩んだ経験はありませんか?

私は優柔不断なタイプなので、おしゃれな色使いにチャレンジしたいと思いながらも、ついベーシックな色を購入しがちです。

本シリーズではいつも同じような色を選んでしまう方や、おしゃれな組み合わせにチャレンジしたい方に向けて、配色上手になるための基本的な知識をお伝えしていきます。

色の正体

なぜ人間はたくさんの色が見えるのかご存じですか?

実は色の違いは、光が物体に当たって反射する量の差なのです。

簡単に説明すると、人は目の奥に網膜があり、その中でもある一カ所に色を感じる細胞が密集しています。ここには明暗と赤、青、緑を感じる4種類のボリューム調整のツマミがあり、光を感じると各ツマミの量がその都度調整されて、そのバランスによって私たちはさまざまな色を見分けています。イメージは視聴覚室でみたことのあるこちらの機械です。(ミキサーという機械で、フェーダーというツマミの名前なんですね、調べて初めて知りました。)

フェーダー

 

ツマミがあるおかげで私たちは色を見分けて、生活のさまざまな場面に役立てることができます。

色は人それぞれ感じ方が異なるため、誰でも同じ認識で色を扱うことができるように、色彩学という分野によって体系化されています。

今回は色の基礎知識について身近な例を挙げながらわかりやすく説明します。

色味(色相)

色相環という色味を順番にまとめた考え方があります。みなさんが想像しやすいのは、虹色の順番ですね。赤、オレンジ、黄色、黄緑、緑、青、紫と徐々に変化していきますが、この色順はまさに色相環と同じなのです。

いつも不思議だなぁと感じるのは、色から得られる印象は強烈に記憶に残るということです。

赤は元気、活発、青は鎮静、穏やかなど、私たち人間は色からイメージを無意識に感じ取っています。

ちなみに、赤は血の色なので人間は本能的に危険かつ重要な色として認知しやすいです。標識や信号で危険を知らせる情報は赤ですよね。

色相環

(参照:武蔵野美術大学

明るさ(明度)

白、グレー、黒などの、色相(色味)をもたない色のことを無彩色と呼びます。

画像加工でモノクロにするやつですね。あの加工は写真から色相を取り除き、白黒の濃淡だけで絵を表現しています。

モノクロ写真

 

色彩学の理論では、「完全な白」と「完全な黒」というものは存在しません。どんなに真っ白や真っ黒にみえたとしても、私たちは物体に反射した光を色として認識しているので、そこには少なからず別の色味が混ざってしまうんですね。

実は私、美大生だったので色彩学の授業があったのですが、教授が「本当に完全な黒が見たい方は、ブラックホールに飛び込んでみてください」と本気のトーンで仰っていたのが今でも忘れられません・・。

鮮やかさ(彩度)

色彩学では彩度と呼ばれています。色の強さ、というと感覚的にわかりやすいかもしれません。彩度が高いほど鮮やかで、低くなるほど濁った色ができます。

色彩学の用語では高彩度の色のことを「純色」と呼び、この純色に白や黒を混ぜ合わせることでさまざまな色調を作り出します。最近流行しているくすみカラーは、純色と無彩色を混ぜ合わせたものです。

光の色味 

いかがでしたか?今回は色のルールについてお話しました。

次回は配色を考える時のコツについて解説します。